2007/04/28/Sat
3月24日(土曜日)に第46回研究会が行われました。
報告者 ヨマンゴ
書籍 アレックス・カレニコス『アンチ資本主義宣言』
参加者 ヨマンゴ、荒牧さん、okaniさん、ぅききさん、ロボコップ、立花。初参加として竹村君。遅れて藤高君。
竹村君は和歌山の新宮からわざわざ来てくれました。有難う。ヨマンゴ、ご苦労様。
次回の研究会は、4月28日(土曜日)です。 扱う書は、ノーマ・フィールド「戦争と謝罪」(『祖母のくに』みすず書房2000所収)
充実した論文で、この論文を通し、「証言」の問題を考えます。一緒に
声の回帰―映画『ショアー』と「証言」の時代 / ショシャナ フェルマンを参照してもらえると有り難い。
報告者は藤高君。
場所は、上本町校 6C教室。
2007/04/23/Mon
アマルティア・センの「貧困の克服」を読みました。
民主主義を基盤に、人間性が剥奪された状態(貧困)を克服する。そのためには「人間開発」が必要。民主主義の普遍性は、その価値を人々が認めうるから、主張できる。民主主義に立脚する政治のもとでは飢饉は起きない。また民主主義の不在は、その地域の経済が失敗したときに初めて自覚される。しかし、民主主義が不在であるなら、その打撃を一番被る人々はその現状を陳情する場をもたない。
ものすごく勉強になりました。
ところで、9.11後の今の世の中には、ほんとうに「民主主義」が存在しているのでしょうか?
そう思って、今度は「デモクラシーの冒険」を読んでいます。「貧困の克服」が書かれたときよりも民主主義は、国家の関係においても、国内の問題にしても、さらに希薄になっているのではないでしょうか。
ほとんどの国家がアメリカの無謀な行動に反対できない。
日本では国民投票法案によって、非民主的に改憲が急がれる。
押し付けではなく、みんながその価値を認めうる民主主義は、どうすれば獲得されるのでしょうか。
自分にできることとして、京都のデモに参加します。
四月の研究会までもうすぐですね。ちょっと早めに帰るつもりなので、その分、前回よりも積極的に発言するつもりです。頑張ります。
注文していた中国語辞典がやっと届きました♪で、うきうきしながら初めて開いたページに載っていた漢字が「涼」。「立花先生やん!」って、図書館の片隅でちょっと笑いました。そして初めて先生のメールアドレスの意味が分かりました(笑)。
2007/04/12/Thu
okaniです。
一文字も文集用の文を書いていないというこのていたらくさ。を書こうとしているのですがやはりパソコンには一文字も記されません。(紙にはいちおうアイデアを書きました。)泣きます。
前から気になっている本の著者の出るトークショーがあったのでお知らせします。私は行くつもりです。
青空集会にも来ていただいたさくらださんとこのNPOでやるようです。
http://akubi.tdiary.net/20070408.html#p01トークセッション「闘争の最小回路--運動・メディア・共同体」
酒井隆史×廣瀬純
ひとりひとりの内にある「政治」を可能にするパワー、
行為と力のクリスタル=闘争の最小回路を刺激するメディアとは何か、
そして、共同体と政治・運動の関係とは?
ラテンアメリカ社会運動の最前線から考える、
気鋭の論客による注目の初対談!
「マス・メディアは、ぼくたちひとりひとりのうちにある回路をとことんまで弛緩させることによって、その闘争性を奪う装置である。すなわち、マス・メディアは、脱闘争化の最大回路を構築する装置なのだ。これに対して、本書は、回路を極限にまで収縮させ、読者ひとりひとりのうちにその闘争性を発動させることを目的とした、ひとつのオルターナティヴ・メディアの試みである」(廣瀬純『闘争の最小回路--南米の政治空間に学ぶ変革のレッスン』まえがき)
_ 日時:2007年4月14日(土曜日)午後6時30分〜(開場:午後6時)
入場無料、予約不要
会場:remo/フェスティバルゲート4F
アクセス:JR環状線「新今宮」東出口/地下鉄御堂筋線・堺筋線「動物園前」5番出口直結/南海本線・高野線「新今宮」徒歩5分/市バス「地下鉄動物園前」(地図)http://www.remo.or.jp/j/contents/map.html
_ パネラー:
*酒井隆史(さかい・たかし)
1965年生。大阪府立大学人間社会学部助教授。
著書に、『暴力の哲学』(河出書房新社、2004)、『自由論--現在性の系譜学』(青土社、2001)。
訳書に、サラ・ミルズ『ミシェル・フーコー』(青土社、2006)、スラヴォイ・ジジェク『否定的なもののもとへの滞留 ちくま学芸文庫』など。
『VOL 01』(以文社)編集委員。
*廣瀬純(ひろせ・じゅん)
1971年生。龍谷大学経営学部専任講師。
著書に、『闘争の最小回路--南米の政治空間に学ぶ変革のレッスン』(人文書院、2006)、『美味しい料理の哲学』(河出書房新社、2005)。
訳書にパオロ・ヴィルノ『マルチチュードの文法--現代的な生活形式を分析するために』(月曜社、2004)など。
講義「料理の比較解剖学」
_ 主催:人文書院 〒612-8447京都市伏見区竹田西内畑町9 tel.075-603-1344
共催:remo[NPO法人 記憶と表現とメディアのための組織]
本も先ほど買って今読んでいます。
西川さんがいるラテンアメリカの政治情勢・情報が整理されて、でも、ライブ感覚に載っていますし、マイケル♡じゃなくてハートのインタビューの訳も載っていますし、勉強になります。
以下、例によって最近読んでいる/読んだ本の列挙を。
ええっと、おもしろいです。w
何号か前のビッグイシューに若者・フリーターのしんどさみたいな記事が載っていましたが、その記事を書いた人です。若者のしんどい現状も載っていますが、(東京での、ですが)抵抗のありかたの事例もたくさん載っていて、参考になります。
藤高君がほめていらしたので読みました。まだ軽く一読しただけですが、これはすごいです。文体がテレサハッキョンチャやミンハを思い出させます。
ううん、他にもいくつか読みましたが一言すら書けません。泣。数も読めてないですね。
今日Yくにお茶しようと誘ったらあっさり断られたokaniでした。がんばります。
2007/04/12/Thu
立花です。昨日、仕事の帰り、梅田でばったり荒牧さんと会いました。ラッシュにかかろうかという夕刻、奇遇です。
ネットMの「論集」のことが話題になりました。3月末締め切りの論文、私は8分どおりできています。2、3日あれば完成できるというところ。他の方はいかが?
ぅききさんが完成したとかで、いつ印刷を始めるのかと「矢の催促」。できれば、出したいので、近況を次回研究会で報告して下さい。
よしゆきくん、あなたも何か、書きませんか?
2007/04/07/Sat
自分のカテゴリーを作成させてもらいました!ありがとうございます。頑張ります。
「コーストガード」「JSA」「ロストメモリーズ」「ナイロビの蜂」を観ました。
「コーストガード」。めちゃくちゃ暗い気持ちになりました。僕のように、兵役のない国で、戦争を遠い国の出来事と傍観している人間には、この映画で描かれている限りなくリアルな物語は、理解を超えている気がしました。兵役、停戦中の隣国からのスパイ監視、人間を射殺。どれもが僕にとっては非日常的で信じがたいことです。こうした悲劇の原因は、やはり分断の歴史なのでしょう。
「JSA」は、南北の兵士の交流を描いています。38度線の国境が、いかに簡単に越えることができ、しかし同時にいかに超えることが難しいことであるか、それを感じさせる映画です。
「ロストメモリーズ」。これはすごい映画でした。1909年の伊藤博文暗殺が未遂に終わり、2009年になっても朝鮮半島が日本の領土であるという設定です。
抗日グループに対する仲村トオルのセリフに、「すでに朝鮮という国は消滅した。やつらは現実を直視していない」というものがありましたが、これはおそらく実際の韓国併合時における日本の支配層が、朝鮮の人々に持った感情そのままをあらわしている気がします。「現実を直視」させることで、自らの植民地支配を既成事実とし、正当化する。これは歴史の歪曲に他ならないと思います。また、チャン・ドンゴン(仲村トオルの相棒役・朝鮮系日本人)が日本語を話していますが、立花先生が書いておられるように、これも「日本語」という「国語」を用いた「国民」が作り出されることを描いているのではないでしょうか。
「ナイロビの蜂」はとてもよかったです。白人がアフリカの貧困を利用して利益をあげる。とてつもなく現実を感じさせます。同じ監督の作品「シティ・オブ・ゴッド」も観てみたいです。
今回は映画の感想ばかりになってしまいましたが、いずれ読書の感想や自分なり(といっても、借りてきた言葉を組み合わせる程度ですが)の意見も書くつもりです。どんどん批判してください。批判にまともな返事が書けることは少ないと思いますが、気にせずお願いします。自己を相対化したいと思っていますから。